昨日は「お帰りなさい、思い出の母校へ」の言葉に誘われて、
大学のホームカミングデーのセレモニーに参加した。
久々に歌う都の西北に涙腺が緩みかけたが、
鬼籍に入られた校友への黙祷では、
昨秋亡くなった中村勝次君を思いハンカチを濡らしてしまった。
その後校内の教室でデザイン研究会のOB・0G会を催した。
往時は新入部員200人以上集める人気クラブの
デザ研であったが10年ほどで消滅してしまった。
さらに10年後第二世代のデ研と呼ばれるクラブが再興され、
バブルがはじけてふたたび消えてしまった。
浮き沈みの激しいクラブであったが昨日は40年ぶりの
再会に65人が顔を見せてくれた。
CIの権威である先輩の中西元男氏による早稲田の
university identityの開発プロジェクトの話しがあったが、
おなじみザブトン帽がデザインの基本になっていた。
2次会は新宿の蕎麦屋さんを借切って大いに盛上がった。
大阪・札幌からの参加もありアメリカ人の会員もいた。
連帯感をひしひしと感じて閉会になってしまったが別れがたく、
再度の開催要望とねぎらいの言葉をいただいた。
これもすべては故中村君通夜の席での話しが発端である。