澄み切った青空の彼方に秀峰富士山を見ながら走った湘南マラソン。
まるで葛飾北斎の版画の世界だ。
松林をぬけると相模湾沿いの西湘バイパスに入る。
このあたりに来るとフリーウエイを走ったホノルルマラソンを思い出す。
ダイアモンドヘッドを富士山に置き換えると、
素晴らしい眺めや洒落た家のたたずまいはホノルルとどこか似ている。
これから湘南マラソンの人気はますます高まることだろう。
レースはやはりひと月前の東京マラソンの疲れが残っていたのか、
私は4時間台も危ういつらい結果であった。
宮本君は地元で見事な3時間19分、さやかも自己新の3時間32分。
さやかが何故そんなに速くなったのかと聞かれるので、
それは血筋にちがいないと答えておいた。