三カ月に一度の料理教室があった。
7月に南フランスを旅行した今川加代子先生の指導のもと、
今回はブイアベースやモンサンミシェル風オムレツなど、
フランス料理メニューであった。
私が担当したオニオンスープは水が多すぎたのと、
チーズを足しただけでは味がたりなくて、
やはりブイヨンか何かのプラスアルファーが要ったのかもしれない。
参加した18人は定例の二木会とほとんど同数。
しかもお酒込みで2100円という会費は何にもまして魅力的だ。
分科会のこの料理教室を二木会のメインにしてもいいくらいだと思った。
私も家で女房が外出のときは独りでしこしこと料理をする。
それは店に出かけて黙々と食事するよりは、
好きなCDをかけながらの食事がよほど好みに合っているからだ。
出不精になるのと自分で料理を作る自己満足感。
それとコストパーフォーマンスとの兼ね合い、
年金世代のわれわれにこれは切実なテーマである。