11月27日、私にとっては大勝負のつくばマラソンがあった。
メイン会場となった筑波大学キャンパスの紅葉は例年になく見事だった。
外国の青春映画の舞台を見るような、全てが広々とした自然の中。
落ち葉を蹴散らして気持ちよく走るつもりだったが、
本気で走ればそんな景色は目に入らないはずだと、
以前有名ランナーに言われたこを思い出した。
それにしても見とれてしまいそうな美しい眺めだった。
今年もやはり30kで両膝が上がらなくなり、
リベンジするはずの中村コーチには20分も遅れて4時間が切れなかった。
35k過ぎても須尭の悪魔は待てど暮らせど姿を現さない。
全くのフラットなはずのつくばのコースが、
今日は最後までアップヒルに感じるただただつらいレースだった。
ペースをおさえたレース運びと、
万全のトレーニングと入念な身体のケアをして臨んだつもりだっただけに、
敗残のショックは大きかった。
この無念さは来年の荒川マラソンで晴れるのだろうか?