これ以上の好天気は望めない、待望のマラソンシーズン開幕日。
スターターの中田宏市長に「シチョー!」と叫んだら、笑顔で手を振ってくれた。
山下公園をスタート、本牧埠頭・海釣り公園を経由して三渓園を折り返す、
山下埠頭がゴールの平坦なコースだ。
いかにも港湾都市横浜らしい無機的な光景が多いが、
名も知れない貨物線の臨港駅があったり、
かもめ食堂と書かれたくたびれた看板を目にしたり、
積み上げられたトラックのシャーシー群を発見して驚いたりで、
何度走ってもあきない景色があった。
去年は鼻の差で逃げ切って中村コーチに辛勝したが、
今年ははっきりと3分差をつけられて完敗した。
体調は万全で臨んだが去年とほぼ同タイム、中村コーチが良すぎたのかな。
マラソンファイルを見ると、2年前・3年前は今年より1分早い1時間50分。
多分まだ一度も50分は切っていないのだろう。
当初は関門の時間オーバーでバスに収容されたこともあった。
来年も40分台のタイムを目ざしたいが、私にとって横浜マラソンは、
これからも自分の体力を計るバロメーターになるだろう。
初めて30分台のタイムを記録したさやかの手配で、打ち上げは中華街。
そこそこ飲んで食べて、最後の会計で男女差別の個人負担を発表したら、
中村コーチがすかさず私は男並みに払うとクレームをつけた。
これがその日の勢いというものだろうか?