やはり走るように書きたい。
by shuzot16
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軽率か積極性か・・・

6月半ば瞼の垂下がる眼腱下垂症の手術をした。
瞼を吊上げて視界を広げる手術のつもりでいたら、
執刀の直前医師にこれだけでは効果はあまり期待できない、
眉毛の上を5~6cm切って全体を吊上げましょうと言われた。
突然のことでびっくりしたが結局その通りしてしまった。

今日は横浜労災病院で二度目の診察を受けた。
先月までは膝を人工関節にする手術のつもりでいたが、
先週読んだ本で思いが変わった。
脛骨骨切り術という聞いただけでもぞっとするような手術を選んだ。

これは脛骨の膝下すぐのところに切れこみを入れて、
強引にO脚をX脚気味に変えてしまう手術である。
切れこみに人工骨を挿しこんで骨に吸収されるのを待つ
自分の修復しよういう力を利用した再生医療だそうである。

顔にも骨にも大胆にメスを入れるわけだがもう後戻りは出来ない。
膝の手術はこれでも4人の医師による4thオピニオンの結果である。
8月に手術を受けて年内のランニングの再開を予定しているが・・・。
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# by shuzot16 | 2013-06-24 21:47

井上ひさし展

窪田君に紹介されて神奈川近代文学館の井上ひさし展に出かけた。
開高健展・城山三郎展以来3度目だが充実した展示だった。
しかし恥ずかしながら彼の著書も演劇も一度も見たことがない。

根底に流れているのは幼年時代に育った美しい東北の山河であり、
敗戦後の辛さを忘れさせる笑いのユートピア創りであった。
だいぶ昔脚本が書き上がらずに芝居がキャンセルになったが、
それでも仙台一高時代は映画館に入り浸って同じ映画は2度見て、
2度目は暗闇でシナリオやセリフを書き写す狂いぶりだった。

晩年は蔵書7万冊を寄贈して故郷山形に遅筆堂文庫を立ち上げた。
窪田君が言うように井上ひさしの熱い血が伝わる展示だった。
サブタイトルの「21世紀の君たちに」をかみ締めて帰還した。
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# by shuzot16 | 2013-05-31 17:35

見沼たんぼの二歩会より

私の73歳の誕生日が二歩会と重なった。
といっても先週18日、台湾より陳ちゃんが来日したおりに
家で誕生日祝いはしてもらっているので問題はなかったが、
あらためて打上げの席で皆さんに祝ってもらった。

見沼たんぼはさいたま市のほぼ中央に細長く伸びたところだ。
もともと沼地だった地域を江戸時代8代将軍吉宗の命で
現在のたんぼに作り変えられたそうだ。

予定の中間地点で私は皆さんと別れて一人出発地点に戻る
つもりでいたら、幹事長の稲田君が何と一緒に付合ってくれた。
彼の言い分では今日の参加者16人と話すより、私一人なら
その8倍の効率よく話せるという判断だった。

かように彼はストレートな独特の話法を持っている。
去年二木会の次期幹事長のなり手がなくて困りはてていたら、
稲田君が続投して永久幹事長になると自ら手を挙げてくれた。
私は彼の男気にほだされて「何かお手伝いできることがあったら
言ってください」とつい口をすべらせてしまったら、
即「だったら次のスピーカーをやってくれ」と言われてしまった。
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# by shuzot16 | 2013-05-24 21:48

「グレートジャーニー」

このタイトルにつられて先週国立科学博物館の
特別展「グレートジャーニー人類の旅」を見てきた。
小学生のころミイラの展示を見たくて雪の降る上野まで出かけた
記憶があるが、今は科学博物館はきれいに生れ変っていた。

アフリカ・タンザニアに誕生したわれわれの祖先ホモサピエンスは、
6億年前遥かなる安住の地を求めて地球の果てまで拡散して行った。
冒険家・関野吉晴は1億年前の最後に人類が到達したとされる
南米大陸の最南端からあえて逆のルートでタンザニアを目指した。

6000mのアンデスの高地からアマゾンの熱帯雨林を経て、
ベーリング海峡を渡りマイナス40度の極北の地シベリアへ。
命がけで乾燥地帯アカタマ・ゴビ・ヌビア・ダナキル砂漠を歩んだ。
それは祖先に少しでも近づこうと自らの腕力と脚力だけをたよりに、
動力は一切使わない過酷で壮大な5万kの旅路の報告であった。
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# by shuzot16 | 2013-04-23 14:45

ブラームスのドイツ・レクイエム・コンサート

コンサートの2日前、これで最後という練習中に指揮者の飯森範親氏
が抱えている石が突如動き出し救急車で運ばれた。
激痛をこらえながらも17日の本番には戻ってくると言い残して・・・。

はたして昨日のコンサートでは力強いタクトで満席の聴衆を魅了した。
2年半の練習に危機意識が重なり180人の合唱団はひとつになった。
難しいと言われるドイツ・レクイエムを見事歌い切ることができた。

弥生が23年間精魂を傾けて運営してきたサウンドブリッジ合唱団。
今回のみなとみらいホールでのコンサートを成功に導いたのは、
舞台での椅子運びから入口でのプログラム渡しなど、
子どもや孫たち7人のバックアップが大きな力になったと思う。

今月70歳になり家族が古希の祝いをすると言っているが、
これ以上の前祝いはなかったであろう。
はらはらしながらも我が家上げての一大事業が無事完了して
ほっと胸をなでおろしている今日この日である。
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# by shuzot16 | 2013-03-18 19:38

春風に誘われて16人の城ヶ島

河津桜を観る先発隊から電車に携帯が入った。
彼らは三浦海岸駅からすでに歩き始めているが、
参加者が増えて16人になるぞというれしい知らせだった。
終着の三崎口へ向かう車窓からも見事に咲き誇る河津桜を
眺めることができた。

城ヶ島へ向かう道中、さすがに野菜産地の三浦半島だけに
大根や芽キャベツが並ぶ小さな直売所につかまってしまった。
のどかな春の陽につつまれのんびり歩くともう城ヶ島大橋だ。
橋の上からはるかに富士山がかすんで見えた。

あらたにミシュランの二つ星に選ばれた城ヶ島。
先月の予定はみぞれで流れてしまったが二歩会の50回記念だ。
まず島の東側の芝生がつづく城ヶ島公園を巡った。
展望台からは眼下に安房崎灯台、その先に剣崎灯台が望める。

洗濯板のような岩が連なる南岸に下りた半数の兵どもを横目に、
丘の上に残った弱者たちも西の端の城ヶ島灯台を目指した。
約束の2時ぴったりに全員が宴会場の店の前に到着した。
毎朝地元の漁師の漁船に乗り込んで
地の魚を取り揃えるという店主の触れ込みはいかに・・・?

ジャン卓みたいに行儀よく座った4つのテーブルにさざえの壷焼き。
そしてふっくらとした厚みのあるすずきの塩焼き。
各人に刺身のお造り、ここには相模湾の生しらすとしらすの釜揚げ。
鮪は当然のこととして鮑もついている。
ホンマに朝どれかいなという疑問はつくがまさに磯の香り十分。

テーブルにそびえる一升瓶を惜しみつつ定刻のバスに飛乗ってら
ようやく狭い城ヶ島の地形が理解出来た。
東の磯に安房崎灯台、西の丘の上に城ヶ島灯台、そしてわれわれは
島の四分の三を歩いて、残りをバスに乗ったというわけだ。

3月12日:井桁・石川・稲田・大森・岡部・桂子・大野・窪田・
幸福・小林・高木・田辺・藤村・三澤・宮崎・田中(文責)
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# by shuzot16 | 2013-03-13 15:00

これからはもう走れないか!?

新潟の整形外科の医師・鈴木順夫氏よりメールが届いた。
去年の暮れに撮った膝のレントゲン写真を送った返信である。
膝の状況は思っていたよりかなり悪化していて、
これ以上走り続けることは致命傷になりかねないという診断である。

私にとって青天の霹靂のこれ以上の衝撃はない。
今までもことあるごとに生きてる限り走り続けたいと宣言していた
だけに、ただただ呆然とするのみであった。
2年前、もう一度走りたいんだったら手術するしかないないと
言われて手術に踏切ったのに経過は思わしくなかった。

それ以来執刀医に見放されたような不安な日々を送っていたが、
今回はニューヨークもモンゴルもそして荒川も一緒に走った
もう一人の友人の心のこもったきっぱりとした断であった。
このアドバイスは真摯に受止め、まず宙ぶらりんになっている
ランニング・デポに休会届を出して決意を形に表すことにした。

今まで育んできたランニング仲間との友情はどうなるのだろうか。
スキーもゴルフも止めてしまって俳句生活だけとはさびしすぎる。
これからじっくり仕切り直しとなるが、
プールは進められているので水泳教室もひとつの案かもしれないが、
再起を期して再手術も選択肢のひとつにあるかもしれない。
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# by shuzot16 | 2013-02-28 15:45

沢木耕太郎の大胆な仮説

2月3日神奈川マラソンに出走予定であったが応援にまわり、
その帰り横浜美術館で沢木耕太郎の講演を聞きに出かけた。
美術館はお得意のロバート・キャパの写真展が開催中であったが、
キャパのデビュー作ともなった1936年の「崩れ落ちる兵士」の写真に
沢木耕太郎は講演会で異議を唱えたのである。

それはスペイン内戦中のライフ誌にも掲載された有名な写真で、
ファシズムに抵抗するピカソの「ゲルニカ」にも匹敵すると評されていた。
スペイン兵士が頭を撃たれて倒れる瞬間と説明されていたが、
実際は演習中足を滑らせただけの兵士のやらせだったのではないか?

しかも写真の縦横比から割出してカメラはキャパ愛用のライカではなく、
戦場に同行した恋人のゲルタ・タローが使うローライ・フレックスによる
ものではないか?、とも沢木は推論した。
その日の夜放送されたNHKのスペシャル番組でも沢木のこの2点の
仮説をCGによる裏づけで実証していた。
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# by shuzot16 | 2013-02-05 22:39

王貞治・大鵬・田中収三

初場所のさなか昭和の大横綱・大鵬が逝ってしまった、72歳だった。
王と大鵬と私は真の同世代、3人とも昭和15年5月生まれ。
しかも私が21日、王が1日兄貴の20日、大鵬が弟分で29日だ。
巨人・大鵬・卵焼きと言われたが一緒にされるのが嫌だったそうだ。
私も巨人と同列にされるのは好きではないが、酒好きはともに共通。

松倉崇という私の親友と言うか腐れ縁のもう一人の男がいる。
予備校が同じで大学も同じ。しかも所属したクラブもゼミも同じで
何ということか一緒に電通に入ってしまった。
彼も同年同月の大鵬と同じ誕生日で逞しく生きている。

戦後の日本に力水をつけたと称される大鵬亡き後、
私は走れないどころかこのところ満足に歩けない日々を送っているが、
無謀にももう一度マラソンに挑戦したいと思っている。
今日のランニングデポの練習会では自分を鼓舞するつもりもあって
2万円近くのユニフォームを注文してしまった。

●春待てず大鵬逝きしたれが継ぐ (収三)
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# by shuzot16 | 2013-01-20 16:08

●初せりや一億五千の本まぐろ (収三)

今年の初句会が鎌倉で催された。
本まぐろの句は選ばれなかったが他はまあまあの出来だった。

●破魔矢売る巫女に深夜の同級生
   孫二人が正月明治神宮でアルバイトをしました。
●去年今年サグラダファミリア削る石
   大成建設が2~3年で完成すると提案したら拒否されたそうだ。
   ガウディ没後100年の2026年の完成を目指している。
●恩師逝く母校の並木冬木立
   昨年暮れ恩師を偲ぶ会が母校で行われました。
   冬木の凛とした姿に思いをこめました。

これ以外に2句
●能登は今風速三十波の花
   先週能登半島先端のBS番組を観て作りました。
●初刷りのお札ばらまき新政権
   こんな句は川柳ぽいと不評でした。
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# by shuzot16 | 2013-01-16 19:15