WBCの2連覇でも東京マラソンの感動が薄まることはない。
今回はじめて応援隊に回ったがまるで自分もいっしょに
走ってるような高揚した気分だった。
これも井上君の緻密なリサーチと企画力のたまもの。
10人のランナーとの遭遇を1分刻みで把握して
気象庁前・茅場町・豊洲・有明とハイタッチを実現してくれた。
かたや倉田君の年季の入った応援隊の盛り上げと動員力。
3年もつづける努力には頭が下がる。
ニューヨーク・ボストン・ロンドンが3大マラソン大会だそうだが、
歴史が浅い東京がマラソンの聖地に仲間入りするには
国際化をはかることだろう。
私のニューヨークマラソンの経験から言えば世界中から
NYにランナーが集結してるような印象だった。
その中でも中南米からの参加も多く、
なるほどこれがアメリカの中庭かという意味を感じた。
東京マラソンの街とランナーとの一体感のつぎは、
アジアから世界へと門戸を広げていく工夫であろう。