家内がドイツに演奏旅行に出かけていて毎日が気持おだやかだ。
マイペースでやれるので食事も外出も時間に無駄がない。
見たくもないTVは見ないで息子に借りたCDを繰り返し繰り返し聴く。
その間パソコンに触ったり新聞をじっくり読んだり、
俳句の本をめくったり、あきてきたらソファーに横になる。
鍋なんていうものは大勢でにぎやかにつつくものと思っていたが、
ひとり鍋も一見さびしそうだが、これがだれにも文句言われず
好みの味で食するのは自分にぴったりかもしれない。
先週の金曜日はみぞれが降るなか渋谷に出かけて、
クリント・イーストウッド監督のチェンジリングを観てきた。
その帰り床屋に寄って「重い映画だった」と感想を言ったのが
その日の会話のすべてだった。
翌日は二木会で三浦半島先端の磯歩きをしたが、
さすがにその後のすし屋ではしゃべりまくった。
結婚しない一人暮らしを満喫してる人の気持わかるよなあ。
PS:その昔結婚すると二人の生活の輪が1+1が2以上という
マルイか伊勢丹の広告があったと思うが、
今の私のシンプルライフは1以下ということになるのだろう。