昨日までのワールドシリーズではボストン・レッドソックスが破竹の4連勝。
圧倒的な強さでチャンピオンの座を勝ち取った。
ここにわが松坂大輔と岡島秀樹の活躍が際立ち、
日本人としてホワイトソックス時代の井口資仁、カージナルスの田口壮につづく
チャンピオンリングのホルダーとなった。
120億円の鳴り物入りでレッドソックスに入団した松坂は、
強運の星の下に生まれたとだけ思われがちだが、その裏に
「いつまでも期待されている選手でいたい、まだ見ぬ世界のその先を見たい」
という言葉には並々ならぬ意志がかくされている。
レギュラーシーズンではバッターボックスに立つことのない松坂は、
第3戦では試合を決める2打点のタイムリーヒット。
これはレッドソックスの投手では、
なんとサイヤングとベーブルースにならぶタイ記録だそうだ。
怪物松坂大輔対天才松井稼頭央との対決はあまりにもあっけなかった。