約束の井折はぎっくり腰で欠場、メガロスの谷村とはすれ違い。
中村ノブと二人でレースのあと天ぷらそばをすすった。
ノブのしゃべってることの半分も理解できなかったが、
初めての青梅の完走でやはり嬉しそうだった。
エントリーは去年の夏だったし、走らなかったヤツになんと言われようと、
彼には期するところはあったはずだから、エライ!と言ってあげたい。
私は往路の下りでガンガン腕を振ればタイムは伸びると思っていたが、
両膝とも悲鳴を上げてしまい、前回より10分近く遅い2時間48分だった。
スターターの高橋Qチャンが本番とは見違えるようにふっくらして、
遠目にとても可愛く見えた。
このところ家では女房がダイエット食の野菜スープしか作らなくなってしまったが、
私の方が先に減量が進んでしまった。
いよいよマラソン体形になってこれもいいかとかまえていたら、
女房がますます貧相になってしまう私に気がついて、
急にご馳走が出るようになった。
思えば戦後の食料難時代に育った私は、
ご幼少の頃からガラみたいと言われるのがとてもつらかった。
飽食の時代には肥満だけが話題になるが、
その対極で泣いているヤツもいることをわかってほしい。
トレーニングに励んでいる男には「いい身体になったね」と言ってあげる。
女性に「キレイになったね」と言うのと同じくらいの重みがあると思うのだが。