会社を辞めて10年はマラソンを十二分に堪能したと思っている。
マラソンとはフルマラソンと思って、観光をかねて世界を走り回ったつもりだ。
それが過剰だったのか膝を痛めてしまって2度も手術する羽目になった。
私の人生サイクルは10年刻みと思っていたがそこに俳句が登場した。
俳句を始めたころある俳句の先輩が毎日四六時中俳句のことを考えている
と言われたが、その頃は信じられなかったが今や私もそんな心境だ。
参加している句会が月3~4回になってしまい気を緩めっるひまはない。
女房は遅く帰ってきてもまずパソコンに向かうのが習慣だ。
娘のさやかは買物も息子の野球の応援もまずジョギングで行くことを考える。
生活の芯になるものがそこにあるからそうなるのであろう。
これで俳句の腕も上がっていれば万々歳であるがそうそう甘いものでない。
来月には奈良吟行が予定されてされていて今から緊張してしまうが、
ここで楽しむという姿勢が加味されればいいがなかなか難しいものである。
今日東京の桜の開花宣言があった。
初花やこっそり春を告げにけり(収三)